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9月30日、広島北ロータリークラブの例会に広島支部選手が講師として招かれました。

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 9月30日、広島北ロータリークラブの例会に広島支部の奥田稔彦選手が講師として招かれた。
 さまざまな業種の経営者61名を前に「私が走り続ける理由」~おやじレーサーの七転び八起き~と題して講演を行った。
 競輪界の厳しい現状について、重勝式の導入やその他の新たな取り組みなど話し、また、競走について、レース中の野次や事故点制度など普段聞くことのできない話をして、少しでも競輪に興味を持っていただけるように話を進めた。競輪を通じて学んだことは、何度もの怪我から復帰するには「一度原点に立ち戻る勇気」が必要である事や、競輪に魅了され選手を続けている自分自身について語った。講演後には、ガールズケイリンやミッドナイト競輪について、この不況の打開策となりうるのか?といった経営者らしい厳しい質問も受けた。
 奥田選手は「異業種とはいえ、どのような時も前に向かって走り続けるという姿勢はどの分野にも通じることであり基本で、忘れがちだがとても大切なことだということに共感していただいたようだ。有意義な時間となったし、今後も競輪界発展のために努力していきたい」と話した。