選手会ニュース

被災地へ宮城支部有志が支援活動を実施しました。

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 宮城支部の有志が8月7日、新潟県東蒲原郡阿賀町を訪れた。阿賀町は7月27日から30日に降り続いた「平成23年7月新潟・福島豪雨」により、住宅348棟を含む602棟もの建物が、流されたり、床上・床下浸水という甚大な被害を受けた。

 宮城支部の有志は住宅一軒の泥の掻き出し作業と、高圧洗浄機を使って3軒の家の中の洗浄作業を行った。大量の泥に選手も驚きながらも、被害に遭われた方の役に立ちたいと、黙々と作業にあたった。

 また8月23日には、宮城県名取市の名取市立閖上(ゆりあげ)中学校を星進一支部長と中島修選手が訪れた。
閖上中学校は東日本大震災の津波により壊滅的被害を受けた地域にあったために、校舎が使用できない状況であったが、4月に市立不二小学校の空き教室を使って学校が再開された。

 二人が訪れた日は、2学期の始業式が行われており、始業式後に、支部長が、全国の選手会支部売店の募金箱や震災支援Tシャツ販売により集められた義援金の一部と宮城支部選手からの寄付金18万3千円を合わせた40万円で購入したボール・ラケット・ユニホームなど、生徒の部活動に必要な用具一式の目録を贈った。

 星支部長は「道具も流され十分な練習ができないと聞き、少しでも役に立てればと思っていました。今回の支援が元気を取り戻す手助けになれば嬉しい」と話した。