選手会ニュース
10月5日、埼玉支部の服部正博選手が茨城県つくば市にある母校で全校生徒約600名の前で講演を行いました。
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10月5日、埼玉支部の服部正博選手が茨城県つくば市にある母校洞峰学園つくば市立谷田部東中学校で「後悔のない人生と自信が持てる自分つくり」というテーマで全校生徒約600名の前で講演を行った。
講演を行うきっかけとなったのは、今年3月大宮競輪場で落車負傷をし、今後の選手生活について考えるようになり、いったん原点に戻ろうと考え、気分転換を兼ねつくば市の病院で治療を受けた。その時に、病院の近所にある母校を訪問。面識はなかったが柳橋校長、生徒指導の大塚先生らが快く学校に招き入れてくださった。そこで自分が競輪選手で現在怪我で悩んでいることなどを話し、また両先生からは現状の学校生活や生徒達について話を聞いた。その後も何度か学校を訪問した際に、校長先生から競輪選手としての経験を基に何か生徒達に伝えてもらえないかと依頼を受けて今回の講演となった。
講演では競輪の説明、競輪選手としての職業及び生活等を話し、1着になったり、優勝すれば嬉しいし楽しいが、負ければ悔しいしつまらない。楽しく嬉しい思いをする為に日頃から自信を持てるようにトレーニングをしていると話した。生徒からは「自分の弱点を克服するためにメンタル強化について教えて欲しい」との質問があり「夢を持つ事」「叶うまであきらめない事」「失敗を恐れない事」そして内にこもるのではなく外に向けて表現することの重要性を伝えた。
最後に服部選手から校長先生と大塚先生に「突然訪ねてきた自分を快く受け入れ、このような場を設けていただいたことに感謝します」とお礼の言葉を述べ、全校生徒には「皆さんの貴重な時間に私の話を聞いてくれてありがとうございます。今後の人生の糧として少しでも役立てば幸いです。そして今日皆さんから勇気をもらえました。本当にありがとうございました」と挨拶をして50分の講演は終了した。