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熊本地震から丸一年が経ち、これまで全国の方々からいただいた支援と熊本競輪を支えていただいた地元の方への感謝の気持ちを伝えるため、熊本支部は熊本競輪場でメモリアルイベントを開催しました。

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 4月16日、昨年の熊本地震から丸一年たったこの日、熊本支部は熊本競輪場でメモリアルイベントを開催した。

 このイベントは、大きな被害を受けた本震から1年が経ち、これまで全国の方々から支援をいただき、また地元の方々も熊本競輪を支えていただいたことへの感謝の気持ちを伝えたいと実施したもの。

 この日は高知記念競輪の場外発売中で、まずは開門時に来場者をお出迎え。選手がずらりと並ぶ中を通りながら、選手に声をかける方や立ち止まってじっくり話しこむ方もいた。

  その後は、ユニフォーム姿で競輪場周辺の清掃活動を行った。少し暑いくらいの天候で、選手は汗だくになりながら、たばこの吸い殻や落ち葉、ペットボトルのキャップや紙ごみなどを拾い集めた。清掃を終えると、参加者全員で場外発売所特設ステージに立ち、地震で犠牲になられた方々へ黙とうを捧げた後、選手を代表して倉岡慎太郎選手が来場者へ感謝の気持ちを語った。

 

    午後にはステージで松尾正人支部長の司会で仲山桂、服部克久、中川誠一郎の3選手によるトークショーを行った。3選手は地震発生直後からこれまでの心境を語り、支援活動に対する思い、そして応援していただいたことへの謝辞を述べた。最後に中川選手は「皆様の応援が後押しとなりダービーを優勝できました。これからは色々な形で恩返しをしていきたいと思います」と話した。

  そして、シンガーソングライターでもある仲山選手が地震を体験して感じた思いを綴った「4月16日消印」を初披露し、客席の皆さんはその歌声に聞き入っていた。

  また、この日は来場者への感謝を込めてアイスコーヒーとお菓子を選手が自ら振る舞い大好評であった。

 選手達は「今回は感謝を表するためのイベントでしたが、この日も多くの励ましの言葉をいただき、また力をもらい励みになりました」と感激した様子だった。

  この活動に参加したのは松尾正人支部長と北島祐二、境博文、倉岡慎太郎、西島貢司、仲山桂、時松正、松本哲也、田中賢二、米丸俊成、太田黒大心、五十嵐博一、合志正臣、髙田隼人、中川誠一郎、赤星俊光、中村雅仁、永田修一、服部克久、松川高大、興呂木雄治、佐方良行、佐藤隆紀の22選手。